保存してればいいってもんじゃない

午前1:

・ラベル屋さんで名刺作成、印刷

 

午前2:

・Power Point「スライドの操作、表の挿入と操作」

 

午後1:

・見学、入会手続き

 

 

 

午前中の話題。

 

去年生徒さんが作成していた年賀状のデータを、ご家族が変更後上書き保存してしまったという話。

 

「上書き」保存なので、最初に生徒さんが作ったデータはなくなってしまいます。

 

 

 

これが「削除」なら復元できる場合もあるのですが、

上書き保存をしてしまった場合は、こまめなバックアップをしていない限り復元不可能です。

 

それでもこういう事故は無くなりません。

 

 

 

これには、最初にパソコンを習うときに

 

「とにかく作業後は上書き保存をするように!」

 

と強く教わってしまったことが原因だと考えています。

 

 

 

初心者は作業を終えた後、ついつい保存をせずにせっかくの作業が台無しになることがあります。

 

それは大変だ、ということで、とにかく早い時期に上書き保存の大切さを特に教えます。

 

 

 

でも本当は今回のようなケースもあるので、

上書き保存だけでなく、名前を変えて別ファイルとして保存することも、

ある程度慣れた方なら学ぶべきなんですよね。。。

 

 

 

これは上書き保存を習った段階で「わかった」と判断してしまうことが原因です。

あるいは教える側も面倒で「とにかく作業後は上書き」と教えてしまうこともあるでしょう。

 

かといって昨日今日パソコンを買った方に今回のような違いを説明しても覚えきれません。

 

 

 

保存をはじめとしたファイル機能の操作や知識、

ベストはパソコン歴〇年を経過したら学ぶ、のような形が理想なんでしょうが、

なかなか難しいですね。

 

教室では今日のようにトラブルを経験した段階に「チャンス」として紹介しています。

 

悲しいかな、人間損した瞬間が一番身に付くのです。

損した、とだけとらえずに、今後損しないために、と考えましょう。