午前1:
・Excel「計算式と関数の違い」
午後1:
・Windows「アプリの起動」
・ハードウェアの操作「キー上下段の文字の打ち分け方」
午後2:
・Excel「フラッシュフィル、文字列関数、演算子」
フラッシュフィルとは、既存のレコードを使用したデータを推測して入力する機能です。
Excel2013から搭載され、データ入力の大きな手助けをしてくれます。
例えば下のようなテーブルがあるとします。
D列に「姓に半角スペースを挟み名を付けた」データを入力していきます。
まずはD2に「山田 太郎」と、一つだけ例を入力しておきます。
続いてD3(引き続き同様のデータを入力し始めたいセル)を選択したうえで、
[データ]タブ、「データツール」グループの「フラッシュフィル」を押すだけ。
法則を自動で認識し、その後のデータを入力してくれるというものです。
時間短縮という意味では非常に効果的なテクニックなので受けがいいのですが、実は弱点もあります。
例えば、結婚して苗字が変わったらどうでしょう。
ここではB4の「佐藤」を「田中」に変更しましたが、
D4の値は「佐藤 一郎」のままです。
この後、フラッシュフィルを実行しても「パターンが見つかりませんでした」とエラーになります。
こういったケースに対応できないのがフラッシュフィルの弱点です。
対処法としてはD2に「=B2&C2」と入力します。
「&」は文字列を結合してくれる記号です。
ただこのままだと生徒名の間に空白が入らないので、
さらに「" "」を「&」で付け足します。
(空白も文字列なので、「"(ダブルクォーテーション)」でかこってやる必要があります。)
これなら計算式なので、名字が変わっても連動して氏名欄も更新してくれます。
これがあったので2013までフラッシュフィルという考え方がなかったとも言えますね。