午後1:
・タイピング特訓
午後2:
・オンライン就職試験
午後3:
・Excel「セルの書式設定(配置、罫線)、編集機能(列単位でのコピー)、ページ設定(余白)」
午後4:
・Word「表示設定、オートコンプリート」
・座学「等幅フォントとプロポーショナルフォント」
オンラインでの就職試験。
面接だけでなくタイピングやOffice操作まで含まれたものもあるんですね。
パソコン教室ではありますが、試験中だけは「教える」わけにいかないので、
後ろで黙って拝見させていただきました。
設問の中には確かに実務に役立ちそうなものもありましたが、
ちょっと疑問の残る問題もありました。
例えば…
「ページ設定はどのタブにあるか?」
そもそも「タブ」は、年々増えてきたボタンを分類別に分けて探しやすくするための部品です。
「どのタブにあるか」が覚えられるのであれば、そもそもタブがなくても覚えられるのでは…?
左から順にタブを切り替えて、目的のボタンが見つかればそれでよいと考えてしまいます。
もちろん、全部丸暗記できるのであれば理想ですけどね。
ただ、パソコン教室の講師でもない限り、重要度はそんなに高くない気がします。
また、こういったあまり「費用対効果の低い暗記」こそ、AIに頼るという考え方が必要だとも思います。
「インデントは何タブ?」
と、MicrosoftのAIに聞く、そんな働き方になっていく。
そうなると一番AIに仕事を奪われるのがパソコン教室の講師なのかもしれませんね。