午前1:
・相談「Zoomの挙動がおかしい」
→使用PCはTOSHIBA B25/55NB。CPUはインテル第3世代(10年前)のCerelon(廉価版)。
Zoom起動前からしばらくCPU使用率100%。メモリも4GBで使用率50%~70%。
ストレージだけは以前HDDからSSDに換装済み。
何とかZoomの要件は満たしているものの、オンライン家庭教師で本体+書画カメラを利用。
先日アップグレードしたWindows 11を8.1に戻し、セキュリティ一時停止して何とか動作する。
オンライン家庭教師はあと1回とのことなので、何とか乗り越え年明けに買い替え検討。
午前2:
・Excel「計算式の入力、計算式のコピー、絶対参照、関数(Round、Rounddown)」
・座学「税込み価格の求め方(本体価格+税額、税額は本体価格×税率)」
午前3:
・コアワーク「お仕事持ち込み、作業。」
午後1:
・IMEの操作「濁音、半濁音、拗音、促音の入力(かな入力)」
年末になってPCのスペック不足でやりたいことができないという案件が増えてきました。
スペック不足だと、動画がカタつく、反応が遅くなる、途中でフリーズするなどの症状が起きます。
PCには、メインとなる「CPU、メモリ、ストレージ」というパーツがあり、
ひとえにスペック不足と言っても、どのパーツが弱いのか検証する必要があります。
また、どのパーツを強化すればよいかも、パソコンで「何をするか」で変わってきます。
オンラインゲームや動画編集をするのであれば、
上記3つ以外に「グラフィックボード」というパーツが必要になることもあります。
パソコンを購入するときにやりがちな失敗として、
「大したことはしないので、安いのでいい」
と伝えてしまうことです。
この「大したこと」というのを、もう少しかいつまんで説明する必要があります。
「文書を作りたい」でも、1ページなのか100ページなのか。画像を入れるのか入れないのか。
「ネットを見る」でも、文字主体のサイトを見るのか、YouTubeのような動画を見るのか。
「簡単な集計」といっても、単価かける数量を行う商品が10,000を超えるのか超えないのか。
今週持ち込まれたパソコンもそういった、
「たいしたことない」と思っている作業ができなくなったものでした。
以前から何年にもわたり挿絵入りの小説を作られていたこのPC。
これまでは問題なかったのに、最近になって文書を開こうとすると
文書編集ソフトがフリーズしてしまうとのこと。
これまで問題なかったとしても、ここ数年でカメラの画素数は格段に増えています。
そうなると同じ写真1枚でも容量が大きくなってしまいます。
さらに100ページを超えるような文書なので、挿絵の写真の数自体もかなり増えてきています。
どうやら企業向けにリースで出される商品の再生品らしく、
型番(BT6130-B008A)を検索してもスペックは出てきませんでした。
しかし、スペックから第2世代の廉価版CPUを使用しているのは明らか。
完全にスペック不足です。
実際に、もう少しマシな旧教室PC(第6世代 個人向けCPU)で同じ操作をしたところ、
早くはありませんがフリーズはなく、少し待てばきちんと文書が開けました。
本当はパソコンを使ってやりたいことによってパーツを考慮すべきではありますが、
正直どれを選んでいいかわかりにくいと思います。
なるべく「早めに」教室にご相談ください。