午前1:
・相談「会社の同僚に感謝はがきを送りたい」
→前回まででWordを作って作成済み。
本日は持参された用紙合わせてプリンタを設定し印刷。
午後1:
・Word「段落設定(タブ設定)」
・相談「転職相談」
午後1:
・相談「通勤経路を印刷して提出したい」
・Googleマップの経路検索で自宅⇔職場のルートを検索。
実態と相違ないことを確認してスクショ(任意範囲)、
Wordに印刷範囲と同じサイズの1列1行の表を作成し、
列幅を固定したうえでそこにスクショを貼り付け、印刷、はさみで切り取り用紙に貼り付け。
今週月曜日にお二人(友人同士)で来られた生徒さん。
お二人ともパソコンをご持参されましたが、これがまたなかなかの曲者。
片方は販売当初はWindows 7が搭載されているモデルではあるものの、
意識せずにWindows 10にバージョンアップされていました。
ここまではむしろありがたいのですが、起動すると「WinZip Driver Updater」の画面が。
結論から言うとこのソフト、詐欺ソフトです。
「ウイルスにかかっている」「アダルトサイトの視聴料を払え!」などのうその情報を表示して、
不安・不快にさせ、現金を振り込ませる類の代物ですね。
「普段は問題なく使っている」と豪語される方の体感9割はこの手のソフトが入っていますね。
まぁその特性上、現金を振り込まなければ実際の被害は0なわけですが…。
侵入経路はたいてい便利な無料ソフトのダウンロード先の広告です。
「YouTubeの動画を無料でダウンロードできる!」などのソフトに多いですね。
考えてみてください。そもそもなぜにYouTubeの動画が無料でダウンロードできるのでしょうか。
(著作権的にはもちろんアウトですよ。)
技術的にはネットで閲覧している文字・画像・動画は、
そもそもいったんダウンロードして閲覧して閲覧しています。
それをパソコンに詳しくない人でも簡単にできるようなソフトをわざわざ作って、
無料で配布するようなお人よしの犯罪教唆役がいるでしょうか。
なんのメリットもなさそうに見えます。
でも、こんな便利なソフトが無料でダウンロードできるページがあるなら、
多くの(欲の皮張った)人が検索してたどり着くであろうことが容易に想像できます。
そんな(欲の皮張った)人って、詐欺師にとっては格好のおやつなんですよね。
なので詐欺師たちはこういうソフトの作者にお金を払ってでも、
詐欺ソフトへの誘導広告掲載したがるんですね。
便利ソフト作る人も無料でやってるんじゃなくて、
こういった広告収入が欲しくてやってるところあるんですよね。
(全員がそうだとは言いません。)
なので自称「わかってる」という人ほどこういうソフト入れちゃうんですよね。
今回はおそらく生徒さんのご家族だと推測しますが。
(ご本人は「わからない」という自覚をお持ちなので。)
今回入っている詐欺ソフトは非常に聞き分けの良い詐欺で、
素直にアンインストール(削除)に従ってくれます。
ただし、この手の詐欺ソフトが入っているパソコンには同様のソフトが入っていることが多いです。
そのため、しっかりと詐欺対策もできるセキュリティ対策ソフトでチェックしたほうがよいでしょう。
お預かりして入院中です。
もうお一人のパソコンは「7年使っていなかった」というもの。
電源アダプターも紛失され、規格の合うものを使って7年ぶりの電源オン。
パスワードは?
7年前に何となくつけたパスワードなんて覚えているわけがないと思いましたが、
なんとこちらの生徒さんは覚えておられました。奇跡です。
が、起動した画面は「Windows 8」のもの。
2012年8月に販売され、スタートボタンの廃止など革新的なデザインや操作性が全世界で酷評され、
2013年10月には「Windows 8.1」に存在を上書きされた、伝説のWindowsです。
デスクトップを廃止(実際には存在する)し、電源ボタンもなくなりました。
これどこで電源切るの?と数百名に聞かれたのは素敵な思い出です。
そんなWindows 8、当然サポート期限は切れているので更新を行う必要があります。
ところがまたこの更新の量が半端ないこと。まぁ7年分ですからね。
スペックも現代には追い付いていないので、
ダウンロード・インストールともに非常に時間がかかります。
月曜からず~っとつけっぱなしですが、金曜現在いまだに新しい更新が出てきます。
100時間を超える大手術ですね。
事務作業しながら並走しま~す。