Vlookup関数の考え方(近似一致の場合)

午後1:

・Excel「関数(Date、Month、Weekday、Countif)、条件付き書式」

 

 

 

昨日のブログで、Vlookup関数の「完全一致」の場合の考え方を紹介しました。

今日はもう一つの「近似一致」のケースを紹介しましょう。

 

昨日のブログをまだ見ていない方は、まずそちらを先にご覧ください。

Vlookup関数の「近似一致」を使うケース。
Vlookup関数の「近似一致」を使うケース。

点数をもとに評価をつけるケース、今回は65点なので「D」を返したいです。

ところが、65ちょうどの点数は範囲の中にはありません。

 

こういったケースがまさに「近似一致」を使う代表的なものです。

 

 

 

引数の指定は昨日のケースと途中まで一緒です。

検査値に「B3」、範囲に「E3:F8」、列番号は「2」です。

そして4つ目の引数である検索方法を「TRUE」と指定するだけです。

 

65点は60こそ満たしているものの、70には届いていない。ゆえにDである。
65点は60こそ満たしているものの、70には届いていない。ゆえにDである。

検索方法が異なるだけで、昨日のケースと大差はありませんね。

 

なお、範囲内の検査値が昇順に並び替えされていることが前提です。

降順だとうまく値を返すことができません。

 

これは、範囲内を上から順番に満たしているかどうか確認していることが原因です。

65は最初のライン90すら満たしていないので返す値がない、という考え方。
65は最初のライン90すら満たしていないので返す値がない、という考え方。

素直に昇順に並び替えるか、
どうしても体裁を変えられない場合は別表を作り、そちらを参照しましょう。