Lenovo G560 のストレージを外す

午後1:

・相談「プリンタ(Canon TS8030)でコピーができない」

→給紙箇所の設定が違っていた。設定変更し改善。

・エクスプローラー「フォルダーの新規作成」

・座学「ファイルとフォルダー、階層構造」

 

午後2:

・Excel「セルの書式設定(罫線、塗りつぶし)」

・座学「階層構造」

 

 

 

パソコンが起動しないとお預かりしたもの。

機種はLenovo G560、正確にはBIOSの画面は表示されるがOSのロゴは出てきません。

 

BIOSというのは基盤に記憶されているプログラム。

それに対してOS(Windows)のプログラムはHDDなどのストレージに記憶されています。

 

ということは基盤とストレージの間に問題があるだろうと推測できます。

原因個所として一番可能性が高いのはストレージのインターフェース(接続口)ですね。

背面のふたを外して、ストレージを取り付けなおししてみましょう。

 

 

 

パソコンをひっくり返してまずはバッテリーを外します。

バッテリーは素手で外せます。
バッテリーは素手で外せます。

ハードディスクを外すために、ふたを外します。

この機種のふたはプラスドライバーで外せます。

プラスドライバーでねじを外します。
プラスドライバーでねじを外します。

背面ねじは合計7つ。

裏面のねじは計7か所。
裏面のねじは計7か所。

初めてふたを外すときは少し硬いかもしれませんが、ねじが外れていればちゃんと外れます。

真ん中にハードディスクがあります。
真ん中にハードディスクがあります。

ハードディスクの両サイドがねじで接続されています。

プラスドライバーで2か所を外していきましょう。

ハードディスクと本体を接続するねじを外します。
ハードディスクと本体を接続するねじを外します。

普通だとこれでハードディスクを手前側にスライドすれば簡単に外せます。

ところが今回の機種は非常に硬く、お尻側から押して初めて外れました。

今回は非常に硬く、お尻側から押してやっと外れました。
今回は非常に硬く、お尻側から押してやっと外れました。

そうすると、ストレージの底に敷いてある滑り止めのスポンジが解けかけていました。

手で触るとべっとりくっつく感じです。

ストレージの底のすべり止めが解け始めてました…。
ストレージの底のすべり止めが解け始めてました…。

そもそもこの滑り止め、振動に弱いHDDのためにある緩衝材です。

この方のストレージは金属製のHDDではなく電磁式のSSDに換装しているので、緩衝材はあまり意味がありません。

 

ということで取っちゃいました。

応急処置としてクッション部分を削り取りました。
応急処置としてクッション部分を削り取りました。

もともと12年前に販売された機種で、さすがに消耗品の劣化は否めませんね。

それでも部品を交換・増設することで、何とか現代にもついていけるスペックにしています。

 

こういった修理・増強も授業の合間にやっておりま~す。