若者には逃げ続けろと勧める悪い大人です

午前1:

・Power Point「スライドの作成」

 

午前2:

・Word「表の挿入・操作」

・Webサービス「ぐっと、ずっと。クラブでポイント交換」

 

午前3:

・ICTの基礎知識「コンピューターの概要」

 

午後1:

・相談「パソコンが起動しない(メーカーロゴは出る。HDDアクセスランプ消灯)」

→SSD、メモリ再接続で改善。

・Excel「条件付き書式(指定の値を含む)」

 

午後2:

・Windowsの操作「ファイル機能(保存・開く・印刷)、編集機能(元に戻す)」

・ペイント「テキストの挿入・書式」

 

 

 

ハードの修理やネットワークの座学をしていると、よくかけられる言葉があります。

 

「先生、どこでそんなん習っただ?」

 

一応情報系の専門学校を卒業した私ですが、元々高校は進学校でしかも文系でした。

全然勉強していなかったので大学受験に失敗、働きたくなかったのでわがまま言って浪人。

浪人中も全然勉強せずに2年連続受験失敗。

私立は受かってましたが、学費を見た親は黙って首を横に振りました(笑)

 

やっぱり働きたくなかったので進路を探したところ、たまたま情報系の専門学校が門戸を開いていたので滑り込み。

今考えたら子供少なくて定員割れしてただけなんですが、かなり助かりました。

 

周りと比べても一浪していたこと、またすでに社会人を経験されている方もおられたので、これまで以上に本気で勉強しました。

ゲームとか好きだったんで、コンピューター系の勉強が面白くも感じました。

絵を描くのが好きだったんで、CG(コンピューターグラフィック)系のコースでした。

 

2年のコースを終え、就職活動をする時期になりました。

よくわからなかったので周囲に合わせて合同面接会に行き、聞いたことある名前の会社の面談を受けました。

 

ちなみに「四大卒」という条件が書いてあったのですが、四年制ではなく四天王的な造語だと勝手に思い込み、鳥取にそんなヤツいないでしょとなめ切って面接。

そんな態度と世間知らずでスニーカーで行ったのが大物と勘違いしてもらえたのか奇跡的に内定。

 

 

会社は元々システム系の会社だったのですが、プログラムの学習をしていない私の配属に会社も戸惑ったのでしょう。

インターネットプロバイダーの電話窓口に配属されました。

 

先輩の言ってることはもちろん、お客さんの言ってることも全然わからない状態でやる気をなくし、1年ちょっとで辞めました。

自分の実力では金が稼げないと痛感し、失業保険の出る3か月間自室に引きこもり、よくわかっていない言葉や税金・社会保険料など社会の仕組みをネット検索しまくりました。

 

その後家電量販店店頭でのネット契約の営業、大手プロバイダーのサポートセンター、固定回線の法人営業、教育委員会のICT教育推進員を経てパソコン教室をしている会社に正社員として入社しました。

 

 

 

こう見直してみると、今のスキルの9割方は就職後に身についていると思います。

とは言っても基盤は専門学校で習った基礎ですね。

基礎があったこそ独習もできたと思ってます。

 

また、時代も正直よかったと思います。

20年前って学生も大人も、ITを学べる場所はほぼありませんでした。

テキストもなければ先人もほとんどおられません。

 

ですが進歩のスピードはゆっくりでした。

実際に体験しながら勉強ができました。

感覚的には1年で今の数か月分しか進化していなかった印象です。

 

 

 

いろいろ語っちゃいましたが、要は始めるのに遅いはありません。

明日始めると今日始めるのとその差は実質1日以上になります。

あと、数年程度ではマスターできないめちゃくちゃ深い分野なので、肩ひじに力入れずに面白いこと興味がわいたことからフットワーク軽くやるのがおすすめですよ。