午前1:
・Power Point「スライドの作成」
午前2:
・ハードウェア「コンピューターの種類」
・Windows「ファイルの圧縮、プロパティ」
・座学「コンピューターで使用する単位、なぜハードディスクはCドライブなのか」
午前3:
・Word「文字書式、段落書式、図の挿入と操作」
午後1:
・相談「自宅ネットワークについて、動画配信サービス」
・座学「セキュリティ(サポート詐欺)」
午後の相談にあった「サポート詐欺」。
昔からあるパソコンを使った詐欺ですが、最近になって組織的に行われているのか、やたらニュースで言われるようになりました。
先週国内で初めて容疑者が逮捕されたことが報道されましたが、正直「やっとか」という感想です。
手口はこう。
まず犯罪グループは、金を払って「あなたのパソコンがウイルスに感染しています、いますぐこの番号にお電話を!」と書かれた広告をYoutubeやブログ、ホームページなどに掲載依頼をかけます。
YoutubeやGoogleなどのプラットフォーム側は広告の中身なんていちいち精査しませんので、お金を払えばどんな内容でもほとんど通ってしまいます。
その結果、ただ動画やホームページを見ている方のパソコンやスマホに、先述のメッセージ(広告)が表示されます。
あとは焦った被害者がその表示をコンピューターからのメッセージだと信じ切って電話をかけてしまい、ATMで現金を振り込んだり、電子マネーを振り込んだりしてしまうという流れ。
ちなみに×ボタンは押せません。そこも含めてただの画像ですから。
冷静な状態で考えると、そんなのに騙されるはずがないと思いそうですが、夜中に一人でいるときに鳴りやまない警告音とともにそんな表記が出ると人間割とパニックになるものです。
そもそも本当の悪党であればウイルスに感染してることを気づかせずにデータを盗むものです。
また、本当にウイルスに感染していたらすでに手遅れです。
初期化かバックアップからの復元をすることになりますね。
また、一回で求める金額が比較的安価なのでわざわざ被害届出さないのがなかなか撲滅されない要因ですね。
経験上2,000円~5,000円が多いはずですが、ニュースで聞くのは数万~数十万円の被害額です。
おそらく少額の場合は「勉強代」とあきらめているか、払って本当に解決したと勘違いしているかでしょう。
しかも犯人側からしたら、一度でも払ってくれる人はまた表示すれば払ってくれる良いカモというわけです。
それどころか本人自慢しちゃったりしますからね…。
もし出てきたら、教室にて話す話題をゲットしたと思ってください。
ちょっと詳しい方ならスクリーンショットをとって記念撮影もよいでしょう。
ここまで書いて気が付いたんですが、私がしている商売がサポート詐欺ではないということを証明する手段がないのですが、どうしたらいいんでしょうか?