午前1:
・Word「文字書式、段落書式、ページ設定」
・座学「コンピューターにおける色の表現方法について」
午前2:
・Excel「セルの書式設定、ファイル機能」
・座学「コンピューターにおける色の表現方法について」
午後1:
・相談「自宅のネット環境について」
午後2:
・座学「オンラインストレージサービスの仕組み」
・Webサービス「Firestrageにアップロードされたファイルをダウンロードする」
皆さん、コンピューターでどのように色が表現されているかご存じですか?
ディスプレイ・モニターは「赤・緑・青」の3色の強さで色を表現しています。
Wordの文字やExcelのセルの塗りつぶしの画面を例にとって紹介しましょう。
上記はWordの「文字の塗りつぶし」のメニュー。
ここから「その他の色」をクリックします。
すると、「色の設定」という画面が表示されるので、上部の「ユーザー設定」をクリックします。
すると、赤・緑・青の数値を入力できる画面になります。
現在は黒なので赤:0、緑:0、青:0になっています。
赤・緑・青三色の光が全くない状態なので真っ暗で黒、ということですね。
で、赤の値をいじくると最大255まで上げることができます。
最大が255なのは、2進数8桁で表現しているからです。
一番下の「Hex」は16進数2桁×3色で表現しているものです。
11進数以上は11をA、12をB…と表現するので、Fは15になります。
16の桁が15(F)で1の桁が15(F)なので、16×15+1×15=240+15=255ですね。
電話などで色味を伝える場合や、完全に同じ色を使用する場合は、この数字を伝えると良いです。
口頭で「もっと赤っぽく」とか「青味の強い紫」とか言っても、人によって様々ですからね。
また、パソコンやスマホのモニターの設定によって同じ色なのに違って見えることもあります。
コーポレートカラー(会社のイメージカラー)などもこの値を規定・共有しておくといいですね。