CD-「R」とCD-「ROM」の違い

午前1:

・Power Point「スライドの作成」

 

午前2:

・座学「メディアの知識」

 

午後1:

・Word「表の操作、PDFファイルのエクスポート」

・Windows「光学ディスクへの書き込み」

 

 

 

今日は午前・午後と光学ディスクの話になったのでそれを紹介。

「光学ディスク」要は「CD・DVD・Blu-rayディスク」のことですね。

円盤状の記憶メディアが「ディスク」で、

それを読み取り・書き込みを行う装置が「ディスクドライブ」です。

 

さらに、ディスクの中にも種類があり、

例えばCDなら「CD-ROM」「CD-R」「CD-RW」といった規格があります。

 

CD-ROMの「ROM」は「Read Only Memory」の頭文字をとったもので、

「読み取り専用」のディスクになります。

言い換えれば「書き込みはできないディスク」ということですね。

 

CD-RとCD-RWは読み取り・書き込みの両方を行うことができますが、

CD-Rの書き込みが一回のみであることに対し、

CD-RWは書き込み後にディスクを削除して再度書き込みすることができます。

 

これは逆に言えば「CD-RWに書き込んだデータは消すこともできる」ということで、

例えば結婚式の動画のような「消したくないデータ」を書き込む場合は、

かえってCD-Rのほうが適しているということになります。

 

 

 

さらに、読み取り・書き込みはドライブ側にも規格があり、

「CD-ROMドライブ」であれば、書き込みはできず読み込みのみできるドライブということになります。

 

最近のパソコンに搭載されている光学ドライブは、

ほとんどが「スーパーマルチドライブ」と呼ばれる、

CD・DVDの読み書きができるドライブです。

 

Blu-rayまで読み書きができるものになると上位機種や、

外付けのドライブという選択肢になるでしょう。

 

 

 

しかしながら、最近では光学ドライブのないパソコンも増えてきました。

これは、以前であれば音楽や動画は光学ドライブに書き込まれたものしかありませんでしたが、

最近ではインターネットを通じてデータそのものをやり取りすることが増えたことが理由です。

 

前述の結婚式の動画の場合も、光学ディスクに書き込んであげるのではなく、

YouTubeなどの動画共有サイトに投稿し、そのページのURL(アドレス)を、

メールやLINEなどで伝えるパターンが主流になってきました。

 

 

 

「VHS」や「ベータ」、「MD」や「フロッピー」など、

メディアの媒体の歴史を振り返ってみると、現役期間の短いものが多い印象です。

(まだ使っている方もおられるかもしれませんが・・・)

 

映像を記録できるDVDも、日本のメーカーが販売終了することも増えてきました。

逆に、音楽におけるカセットテープなど、最初期に出たものは意外と残っています。

これは、一定数の方がずっと使い続けるからと言われます。

 

パソコンであればUSBメモリが今は一般的でしょうが、

ネットが完全に普及すれば、クラウド(ネット上の保管庫にデータを入れる)がメインになるでしょう。

実際スマホがかなりそういう作り方をされていますからね。

 

 

 

クラウドの次があるのでしょうか。

ひょっとしたら最後は個人の所有権そのものがなくなり、

メディアに保存できるのは一部の富裕層のみ、なんてことになるかもしれませんね。