午後1:
・やよいの青色申告「補助科目の入力、科目残高の入力、かんたん記帳」
午後2:
・座学「3つのセル参照」
・Excel「複合参照」
数日前にブログで2日に分けて紹介した複合参照、本日も相談受けました。
Excelの計算式についてる「$」の件ですね。
未読の方は以下からどうぞ。
さてさて、パソコン教室やってると生徒さんからいろいろな愚痴をいただきますが、
その中でも非常に多いのが「マウントをとってくる人」の話です。
「マウント」とは、自分のほうが優位であることを周囲に示す行動のことで、
デジタルの知識を使ったマウントは、特に多いと感じています。
推挙にいとまがありませんが、特に多いのはこんなの。
- 自分の甥っ子はSEやっとる
- 以前県の職員やっとった
- こんなこともわからんだか
- 自分は一晩でできるようになった
- いつまで(パソコン教室に)通っとるだぁ
などなど。
犯人が同一人物ではないかと思うくらい、皆さん同じ言葉を口にされます。
聞きすぎてそれぞれに対する返答も慣れてきました。
- 自分の甥っ子はSEやっとる → それとあなたの実力となんの関係があるんですか?
- 以前県の職員やっとった → 県の職員さんの仕事そこじゃないです(国のデジタル庁除く)。
- こんなこともわからんだか → わからないんじゃなくて知らない・習ってないだけでは?
- 自分は一晩でできるようになった → 一晩でわかること「しか」やってないだけですよね?
- いつまで(パソコン教室に)通っとるだぁ
→ 最新のサービスを体験したり今後の動向を予測したりする場所なんです。
こういうことを言ってくる方で本当にITの知識に詳しかった方、見たことないんですよね。
実際下手に詳しいということを表に出すと、タダでこき使おうとされるので、
できる人ほど「私全然詳しくなくて…」というリアクションされますね。
詳しいことを表に出して得することは(パソコン教室の講師以外)ないと断言してもいいです(笑)
おそらく、20年位前に政府が実施した、
公民館などで受講できる無料のパソコン講習(数回~十数回)のイメージのまま
止まっているんでしょうね。
私も講師をしていたのでわかりますが、どんな人が来るのかわからない+時間に制限があるので、
誰でもできるような例題を用意して、最悪講師が操作して自分でできたような満足感を与えて終わる、
そんな内容が多かったです。
これ、日本の公教育と同じ要因があるように思います。
つまりは、期間に限度があるグループ講習であるがゆえに、
わかったかとどうかより、授業を受けたかどうかで判定しちゃうんですよね。
分数の割り算がわからなくても、12歳になったら小学校卒業しますよね。
「履修式」といいます。逆にできるようになったら卒業は「習得式」。
うちの教室は後者。いくら時間がかかろうができるまでやります。
飽きたら別のことやるのもアリ。いつかできればヨシ。
本当は個人差があるのだから、7歳で分数の割り算がわかる子もいれば、
20歳になったときにふと理解できるようになる人もいるはずです。
要は教える側の理論で現場が回ってるんですよね。
なので「小学校卒業しとって、分数の割り算もわからんだか」だの、
「何年もパソコン教室に通っとって、こんなこともわからんだか」といった
攻撃的な言葉になっちゃうんですよね。
もちろん、すべての人がそうではなく、
普段あまり優位に立てない人がここぞとばかり対象を見つけて
悦に浸っているみっともない姿なんですけどね。
ちなみにこういう人に素性を隠して近づき、
「へぇお詳しいんですね、じゃあ複合参照ってやつが全然わからなかったんで、
わかるように口頭で5分で教えてくださいよ、タダで!簡単なんでしょ?」
と笑顔で嫌味を言うのが私です、我ながら性格悪いです。
昨日YouTubeに投稿した動画。
昨日の記事でも載せましたが、いろんな人に見てほしい(自己顕示欲)ので、
今日の記事にも載せちゃいます。