午前1:
・座学「ハードウェアとソフトウェア」
午後1:
・ハードウェアの操作「キーボードの操作」
・IMEの操作「日本語入力のオン/オフ、かな入力のオン/オフ」
これまで独学でパソコンを操作してきて、
教室で初めて勉強された方が必ず口にする言葉があります。
- これまでよくわからんままやっとった。
- もっと早く来ればよかった。
- 教室に来てない人はこういう時どうしとるだぁ?
1の「これまでよくわからんままやっとった」は、
よくわからんでも割と操作できてしまうような設計が悪いのです。
いや、本来は「よい設計」なのですが、
便利すぎて勉強するときにはかえって弊害になることですね。
教室のテキストや練習問題では、可能な限り「よくわかってないまま」ではできない例を挙げています。
「普段は問題ないんだけど」という言葉にもつながる要因ですね。
引っかかったほうがラッキーです。
2の「もっと早く来ればよかった」は、
おそらく人に聞いて怒られた経験のある方ではないかと思います。
怒られたから「聞いてはいけない」と思い、
聞かないから余計できないスパイラルになっています。
ちなみに怒られたのは「聞くところ・時間・人」が違ったからですね。
あなたの部下や友人・家族は、あなたの質問に答えるための人ではありません。
教室は『聞くところ』で、私は『聞く人』なので、
ほかの生徒さんの質問と重複さえしなければ、どんどん聞いてください。
3の「教室に来てない人はこういう時どうしとるだぁ?」に関しては、
「あきらめるか、最悪買い替えとかになってるんでしょうね」としか答えられません。
これは診断・操作・設定・選定・購入・保守すべてのシーンで出てくる言葉ですね。
パソコン教室の講師に特別な免許・資格は必要ありませんので、
各個人の知識・経験・考え方によって、返答が異なってくることは避けられない事実です。
さらに企業の従業員であれば、組織のルールもあるでしょう。
これはパソコン教室だけでなく、携帯電話のショップやコールセンターも同様ですね。
丁寧で親身な接客をすればするほど、サービス提供側は時間と売り上げが減ります。
経営者はどこまでをよしとするかの線引きを求められます。
うちの教室に関しては、「基本、できるところまでやる」というスタンスです。
結構生徒さん側から「先生、もういいで(笑)」と言われることもありますが、
お金もらってやってる以上、「無理・できない」は使いたくないというところもあります。
ここはどちらか言うと私のわがままですね。
結果そのわがままで勉強させてもらった知識や経験が、
次の相談を解決するための材料になっているので、
新しい売り上げにつながってるんですけどね。