まずは目的を言語化しよう

午前1:

・Power Point「スライドの作成」

 

午前2:

・Word「アウトライン機能」「スタイル機能」

 

午前3:

・タイピング特訓

 

午後1:

・Net119「インストール」「事前会員登録」

・年金相談

・スマホ機種選定相談

 

午後2:

・経営相談

 

午後3:

・見学、入会手続き(町内会の班長さん、来年度の引継ぎ文書代行作成予定)

 

午後4:

・Word「範囲選択」「文字書式」「段落書式」

 

 

 

今日入会の方。

今年の町内会の実施事業や大まかな会計を来年の役員さんへ引き継ぐ文書を作りたいとのこと。

 

今が11月中旬で、ご本人さんは独学での経験ほぼなし。

時間的に「ご本人さんができる」ようには間に合わないと判断し、

今年分の書類は代行作成し、来年以降に向けて学ばれることをお勧めしました。

 

 

 

パソコン教室に通われて数か月たつと皆さんそろって、

「奥が深いな、もっと前から習いに来とけばよかった」と言われます。

 

機械を使って「何か」を作るということは、

まずはその「何か」を言語で説明できないといけません。

 

例えば

  • A4サイズ1枚の印刷物
  • 余白は上下左右それぞれ30mm
  • 1ページあたりの行数は36行
  • 1行目は右揃えに配置
  • 2行目は中央ぞろえに配置し、文字のサイズは本文より大きめ
  • 2行目の3文字目から10文字目までは太字
  • 4行目から6行目までは左インデントを3文字分
  • 8行目から12行目にかけて2段の段組みにして
  • 10行目から段区切り
  • 文字の背面にSDカメラに保存している画像を挿入

などですね。

 

 

 

パソコンを学ぶ上で大変なのは操作ではなく、

これらの言葉を覚える段階かもしれません。

 

もちろん代行作業であればこれらを言語ではなく大まかな手書きで持参いただければ結構です。

レイアウト・デザインに関しても知識・経験がありますので、

「いい感じに仕上げといて」でもなんとか仕上げますよ(時間はかかりますが)。

 

上のイラストはTwitterで見かけたもの。

 

左が「知識」で、右が「経験」をあらわしたものだそうです。

違いはそれぞれの関係性を理解しているか。

 

ネット上の情報が多くなった現在、

紐づけられていない単一で表面の情報ばかりが多くなった印象を受けますね。

 

パソコンやスマホの操作でも、

「なんかよくわからんけど、こうすればいいって聞いた。」

という言葉をよく聞きます。

 

「だけぇ普段と違うことが出たらその都度わからんだが。」

 

遠回りに思えても、しっかり他との関係性を意識して暗記すると、

脳の負担も少なくてかえって楽ですよ。