パソコンの反応が遅い原因は…?

午前1:

・ハードウェアの操作「マウスの操作」

 

 

 

午前1の方。

最初の座学を修了され、今日から実際のパソコンを操作…の予定でしたが、

実際にパソコンを起動するとこれがなかなか動作が遅い。

 

どうやらスペック不足とWindowsの更新がたまっているようで、

タスクマネージャを表示するとCPU・メモリ・HDDすべての使用率が8割越え。

 

それならばとパソコンには更新を優先させ、

我々人類は優雅にコーヒー飲みながら、

何が起きているかの座学に急遽変更。

 

 

 

パソコンの型番からCPU(処理装置)の性能は、

同じメーカーのもので最も低いランクのものであることがわかりました。

 

CPUの性能が低いということは、一つ命令を出してもその回答に時間がかかるということです。

なのでマウスでボタンをクリックしても、反応するまで少しかかります。

 

ここで「あれ、うまく押せてなかったのかな」ともう一度ボタンを押すと、

コンピューターに仕事をもう一つ追加することになります。

ただでさえしんどい状態なのに、これはもうひどい仕打ちですね(笑)

 

 

 

そして「更新」というのは、コンピューターの基幹であるOS(オペレーションシステム)の

プログラム(命令)の書き換えのことを指します。

 

当初は「これでいいと思う」と考えられていたプログラムが、

悪意のある第三者にすり抜ける方法を見つけられたり、

法律やルールが変わったりすると、プログラム自身の書き換えが必要になります。

 

これが毎日、毎分、毎秒のようにチェックと更新が行われています。

 

 

 

毎日パソコンの電源を入れているようであれば、更新の量は少しで済みますが、

たまにしかパソコンの電源を入れなければ、更新はその間のものすべてを適用することになります。

この適用にかかる時間がCPUの性能ですぐに終わったり時間がかかったりします。

 

今回は更新の量も多く、さらにそれを適用するCPUの性能も低いため、

多くの時間がかかっていたんですね。

 

 

 

メモリやHDDは比較的容易に増設ができますが、

ノートパソコンのCPUは原則交換・増設ができません。

 

購入時に店員さんに「大したことしないから安いやつでいい」と伝えると、

今回のようなパターンになりがちです。

 

もちろん予算のこともあるので、

あまり使わないパソコンに高い性能を求めるのはアンバランスです。

 

最も現実的な対応策は、更新に時間がかかるのはわかりきっているので、

パソコンを使う前(できれば半日以上)に電源を入れ、

放置して更新を好きなだけさせてやるのがいいですね。

 

 

 

結局今日の方も10時に電源を入れたにもかかわらず、

事業の終わる12時になっても更新が終わらなかったので、

教室にお泊りして好きなだけ更新をさせてあげることになりました。

 

次回来られた時はもう少し身軽になっていることでしょう。