午後1:
・パソコンに「もうすぐ使えなくなる」旨のメッセージが出る。
→ソースネクストの通知。Office 2010 のサポート期限終了を伝えるものだが、
該当PCに搭載のOffice のバージョンは2013。
念のため健康診断。ストレージがHDDのためSSD換装・バックアップを提案し了承。
午後2:
・Word「拡張書式」「段落書式(罫線・網掛け・間隔)」
最近は割合こそ減りましたが、
やはりパソコンを使ってできることと言えば、
文書作成が一番想像しやすいのではないでしょうか。
請求書などのビジネス文書からチラシやPOP、年賀状など、
その活用シーンは多岐にわたります。
ところがその文書作成の分野に少し変化が訪れているように感じられます。
何かというと、ここ十数年は「ゼロから文書を作成する」パターンが減り、
「すでに誰かが作っているひな形の中身を少し修正するだけ」というパターンが増えてきました。
それだけ文書作成のノウハウが一般に普及しているということでしょう。
ですがここで問題になってくるのは、
そもそもそのひな形が最適な作り方がしてあるかということです。
ひな形といえど最初はゼロから作るわけで、
その際は誰かが修正するということはあまり考慮されず、
当初の想像図めがけて作っていきます。
ところが実際に運用していくと、
表の行数が足りなかったり、ページからはみ出たり、
何年も使われていないマスが残っていたりと、様々な弊害が出てきます。
もちろん理想はその都度ひな形を更新(アップデート)していくことですが、
日々の業務に追われていると時間的に制約があり現実問題難しいです。
また、ひな形があるがゆえに「ひな形を作る能力」が不要になり、
そうなるともちろん「ひな形を修正する能力」を持っている人がいなくなってしまうという
悪循環が生まれてしまいます。
特にある程度考慮されて作られたひな形ほど多くの技術が入っており、
修正するのは我々プロでも困難です。
(ほとんどの文書が最初から作ったほうが早いです。)
それでも写真や図などの元データをそのまま使いたいというケースも多く、
結局修正できるだけの能力を身に着けるのが結果近道になります。
常日頃から少しずつ技術とノウハウを蓄積することにより、
いざ締め切り前になって慌てずに済むというものですね。