猛暑が続く中、教室のパソコン1台が故障してしまいました。
最低保障期限の1年は過ぎていたので、有償修理も覚悟の上Dellのサポートに電話。
メモリを交換などの基本的なチェックでは解決せず。
さらには電源ランプ自体は点灯することからマザーボード(基盤)の問題と特定。
有償交換の手続きを取りました。
が、問題はここから。
マザーボードの在庫が国内にないらしく、
次回の仕入れにあわせて交換・郵送となると戻ってくるのが9月末になるとのこと。
う~ん、これは困りました。
さすがに2か月の間パソコン1台で過ごすのは無理がありますし、
マザーボード以外の部品は問題ないのに本体1台新品購入は避けたい。
藁にも縋る気持ちでパソコンの機種名をネット検索すると…、
ハードディスクドライブ・光学ディスクドライブ・メモリーと配線を外し、CPUクーラーを取り外します。
ここまでなら家庭にあるプラスドライバーでも外すことができます。
CPUを取り外すと、ケースからマザーボードを取り外すことができます。
この写真に写っているCPUストッパーだけは取り外しに星形ドライバーが必要となりますね。
あとはケースから元のマザーボードを取り外し、新しいマザーボードを取り付けるだけです。
本来であればCPUとクーラーの間のグリスも塗りなおししたほうが良いのでしょうが、取り急ぎそのまま取り付けています。
その後、緊張しながら電源ボタンを押すと嬉しいメーカーロゴが表示されました。復活です。
メーカーに注文すると2か月待ち。
さらには概算ですが部品代と交換費用で4~5万円が4日・5,000円で復活させることができました。
OSの不具合やデータの紛失はバックアップで何とかなりますが、
こういったハードの障害はメーカーの在庫具合や相性もあるので修理もドキドキです。
Win7搭載のデスクトップパソコンを本体の買い替えなくWin 10にアップグレードしたり、
スマホを自宅のテレビにつないで大画面でYouTubeを見たり、
動物の胎内のエコー動画をタブレットで録画してみたり。
いずれも教室で相談を受けた内容を解決できたものです。
無理かも、と思うことでも相談しに来てみてくださいね。